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映画『永遠の0』 [映画]

WOWOWで映画 永遠の0 を観ました。
出来が良くないと聞いていましたので、あまり期待していなかったのですが、予想していたよりは見応えがありました。特にCGが凄かったですね。空母・赤城などはよく出来てました。
今月のWOWOWでは、『太平洋の嵐』や『連合艦隊』など昔の特撮戦争映画を放映していましたが、機動部隊の戦闘シーンなどでは迫力に格段の違いがありましたからね。
「どうせCGさ」としらけることがあるのも事実なのですが。

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ただ、この映画でどうにも我慢がならなかったのは、映画の脚本が原作から大幅に変更されている部分があったこと。百田氏はよくこの脚本を承認しましたね。まず1カ所、

「特攻隊員は9・11などの自爆テロリストと同じだ」と主張する朝日(恐らく)の新聞記者に、山本學が激高して「特攻隊は空母などの殺人兵器を攻撃したのであって、無この一般市民を犠牲にするテロリストとは全く違う!」と原作通りに一喝するシーンを期待していたのですが、孫息子と友人が合コンパーティーの席で激論するシーンへと脚本が変更されていました。朝日の差し金だったのでしょうか?
この映画の製作に朝日新聞が関わったのは、朝日隠しの脚本に変えさせるためだったのかと、勘ぐりたくなってしまいます。

更にもう一つ、これは原作のエピローグにも関わって来ることなのですが、ラバウルで撃墜したB17の搭乗員のポケットから恋人(妻?)の裸の写真が出てきたのです。
「こいつらこんな写真を持って戦ってやがった」と、初めて目にする女性の裸の写真に衝撃を受け、写真を奪い合う若い兵隊達を宮部は思わず殴りつけ、遺体のポケットに写真を戻しながら「一緒に葬ってやりたい」と言うのでした。
当時の若い兵隊達は、女性の裸を見たこともなく、セックスの経験もないまま死んでいったのです。
このことがエピローグへの伏線となっているのですが、この場面も見事にカット。逆にどうでもいいようなシーンが残されているのです。

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結末を明かしてしまいますと、近接信管による猛烈な対空砲火をかいくぐって、宮部の特攻機は見事米空母の飛行甲板に命中するのですが、搭載していた爆弾は不発だったのです。
小説を読んでいて、この予想外の展開に「う~ん、そんな・・・」とうなってしまいました。
しかし、その展開ゆえにその後の感動的なエピローグが成り立つのですが、その手前で映画は終わってしまいました。

小説が映画化された時、「脚本家のアホが!原作を台無しにしやがって」と憤慨することが多々あるのですが、ひょっとしたらディレクターズ・カット版が創られるかもしれませんので、それに期待しましょう。
映画の結末を二通り撮っておいて、後でどちらか一方を選ぶことが、よくあると言うではありませんか。

ところでこの小説や映画を「特攻隊を美化している」だの「作り話であり得ない設定」などと批判している御仁がいるそうだが、映画は全て作り話でしょう。『スターウォーズ』を作り話だと言ってどうするよ。
戦国物にしろ戦争映画にしろ、変えることの出来ない史実はそのままに、色々な作り話を付け加えるのが映画というモノでしょうよ。それに特攻隊を美化して何が悪い?

特に井筒和幸と言う監督は最低だね。「(映画を)見たことを記憶から消したくなった」などとほざいているようだが、お前はどんな映画を撮ってきたよ?他人の映画を批判する前に、これまでに撮ってきた自身の映画を振り返って見ろよ。
撮影中の死亡事故も起こしているらしいではないか。

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無責任一代男

やはり朝日新聞記者に激怒して追い返す場面は何の関係もない合コンに差し替えられてた事は、こちらが激怒しないとアカン。
まぁ、金出してくれた会社をボロカスに表現する事は気がひけるのはわかりますが残念でした。特攻はテロリストねぇ・・
ここになって明らかになってきた朝日新聞社は、どこまでこの国を世界の悪人にしたいのだろうね。
by 無責任一代男 (2014-10-17 21:44) 

FD

特攻が戦後の占領政策に影響を与えたことは否めないと考えます。
あまりに過酷な政策を行った場合の日本人の反発を恐れたはずです。


by FD (2014-10-18 16:21) 

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